小川寺の獅子舞 [春]


富山県魚津市の小川寺(おがわじ)地区に伝わる「小川寺の獅子舞」は、全国的にも珍しい神仏混交の形式を色濃く残す伝統行事です。国の重要無形民俗文化財にも指定を検討されるほど歴史的価値が高く、現在は富山県指定無形民俗文化財となっています。最大の特徴は、隣接する千光寺(観音堂)と白山社を舞台に、神輿と獅子が一体となって行進する点です。特に、天狗、ババ(婆)、アネマ(姉)といった「獅子あやし」たちが、観音堂の周りを「七度半」回る独特の巡行は、古来の「行道(ぎょうどう)」という儀式の姿を今に伝えています。一般的な激しい獅子舞とは異なり、笛や太鼓の音色に合わせて、地を這うように静かに、かつ厳かに舞うのが特徴です。地元住民で構成される「小川寺獅子舞保存会」の手によって大切に継承されており、毎年3月と10月の12日、そして1月の火祭りでその幻想的な姿を見ることができます。
| 団体名 | 小川寺獅子舞保存会 |
| 祭礼日 | 毎年1月の地区火祭り同日 |
| 祭礼場所(会場) | 富山県魚津市小川寺2927 白山社 |
| HP/SNSなど |
2026年3月23日 | 富山県獅子舞団体一覧,魚津市






