女性参加で富山の獅子舞文化をより魅力あるものに･･･。

獅子魂ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。<(_ _)>
獅子魂事務局です。

10月は、富山県内の獅子舞が一番多く開催される月ですが、コロナ禍開けの今年は、以前
とは大きく異なっているようです。なんと言っても獅子舞の体制が整わず休止、中止する
団体が見うけられ、日常がもっどってきたかと実感し始めているものの獅子舞は、もう少
し平常に戻るまでには時間が必要なようです。

しかし獅子舞団体の中には、地域住民の理解と協力を得て開催、さらにはパワーアップを
したかのような獅子舞を実施した団体も出てきました。

10月11日の北日本新聞には４団体の獅子舞記事が紹介されており、記事の中でも２団体で
女子が新たに加わって獅子舞を行ったという記事に目を奪われました。高岡市中田の移田
八幡宮、西三町の獅子舞では、４年ぶりに再開。笛の吹き手として女子７人が初めて参加
されています。

さらに、高岡市石塚、石塚の獅子舞では、少子高齢化に伴いシシドリの天狗役に女子中学
生２名が起用された。日本の祭り文化として古くから女人禁制的な流れがある中に加え、少子高齢化問題があるというものの伝統文化継承のため、新しい価値観を獅子舞文化に吹き込ませながら日本の祭り文化を伝承使用とする関係者の努力に胸が熱くなる思いがします。

伝統を変化させる事は、言葉で簡単に言い表せることができますが、実際に行うためには
大変な努力と理解が必要になってきます。
このような中において、老いも若きも地域に伝わる獅子舞を継承しようという大きな目的
に向かって運営方法や伝承方法を話合い、変化させておられる姿を見ると、獅子舞実施に
問題を抱える団体のお手本や見本になるものと思います。

継続は力なりと言われますが、獅子舞を行う当事者にとっては簡単なことではありません。
獅子魂では、獅子舞伝承が困難な時代においても創意工夫、住民協力で獅子舞を実施、伝
承されている事例を紹介していきたいと考えています。
ぜひ、獅子舞伝承に悩みをお持ちの方々は、元気な獅子舞団体にご相談されたり、取組内
容を参考にしてみてはいかがでしょうか。

獅子魂は｢獅子舞文化伝承数日本一富山｣の獅子舞文化を応援しています。

【獅子魂ホームページ】
https://www.shishi-kon.com/