富山の伝統文化、
獅子舞を世界へ
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新型コロナウイルス感染症対策下においてあらためて思う事



獅子魂ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。<(_ _)>

獅子魂事務局です。

2020年。年明けから日本国内にも広がった新型コロナウイルスですが、3年目の夏に

なってもその勢いは増しています。(病状は変化していますが・・・)


獅子魂は、年明けから各方面よりお声がけいただいたり、ご相談いただく事が多く、その

都度できる範囲でご協力させていただき、富山の獅子舞文化を発信してきました。

ですが・・・。

今年の春にある少年と出会った際、活動の仕方も今は考えないといけないかな?

そう思わせてもらえる言葉を聞いてから、しばらく自問自答の日々を過ごしていました。

彼は、心の底から地元の獅子舞が好きで、子供の頃から獅子舞に加わっているとのこと。

ところがコロナ禍に入って2年間、大好きな獅子舞が中止。そして今春は、コロナ対策を

行った上で獅子舞を開催した地区と再度中止にした地区があり、彼の地区は再度中止を

選択されたようです。獅子魂事務局としては、開催された地区の努力も理解できるので

その開催を心から喜び、応援したいと思ったのですが、他方、中止された側の事を深く

見つめていただろうかと彼の言葉を聞いて考えさせられました。

※写真と記事は関係ありません。


彼は、年齢的に獅子舞団体や地区で決まった事をそのまま受け入れるしかない立場です。

だからこそ自分自身でどうにもできないジレンマ、悔しさ、寂しさ。さらに獅子舞を

できない悲しさをにじませてました。とくに今春は、実施した団体と中止した団体が

出たため彼は、どうして自分の地区の団体は中止にしたのかが納得いかないようでした。

そんな彼の言葉を聞いたとき、待て待て、獅子魂も情報発信する時、ただ単に開催

された~! 頑張ったね~! と発信するだけではいけない。彼のように気持ちを押し

殺して我慢したり自分の気持ちを抑え込んでいる人がいると言うことをもう一度考えな

がら活動しなければならないと強く思った次第です。

コロナ対策に加えて猛暑対策まで必要とされる今年の夏、いよいよ秋の獅子舞シーズン

に向けた準備や検討が始まった地区、団体もあるようですが、獅子魂事務局には団体の

役員さんから他地区や団体の動向、開催する場合の相談連絡が入っています。

この夏のコロナ感染第7波は、子供達を中心に感染が広がっているようなので団体役員

の方々もそうとう頭を悩ませられている様子です。

8月4日現在、獅子魂事務局が思うところ、まずはお盆を過ぎるまで第7波の感染状況

を確認した方が良いのではないかと思います。

お盆を終えた頃には、第7波の状態も見定めることができるのではないでしょうか。

その後に獅子舞団体役員や地区の自治会長さんなどを交えたりして秋の獅子舞の開催を

どうするか検討してみてはいかがでしょうか。

なかなか先の見えない状況ですが、どちらかと言えば密になりやすいと言われる獅子舞

です。その中でも実施できるような案があったり、実施された方法などの情報をさまざ

まなカタチで共有できればと思います。


獅子魂はホームページから獅子舞に関する情報やご相談をいただいています。
ホームページにあるお問合せフォームから必要事項を入力の上、ご連絡ください。
皆さんの獅子舞に関する情報をお待ちしています。

獅子魂は「獅子舞文化伝承数日本一富山」の獅子舞文化を応援しています。
【獅子魂ホームページ】
https://shishi-kon.com/

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